ふしぎの国のレナ
My dear head これもレナ
乙女座
はじめての 診察室。
「はやく〜 はやくー」って 看護師さんが
呼びにきたけど 「こわいヨ。。。。」って
はいれなく。中から「だいじょうぶだよー」って
知らない声で ますます 入れなく。
看護師さんが「お〜い まってるよー」って
もう一回 よんだから ちょとだけ
前にすすんだら 先生の顔が 見えて、
「だいじょうぶだよー 痛くないよ？
まってるよー もうちょっと こっちに
来てくれるかなー？」
行けるなら 行ってるんだヨ・・・・。
このままじゃ 永遠に おわらないから
看護師さんが 手をつないで くれて
やっと 前に 進んだら
「こんにちわ！ 前にも 会ったよネ(^-^)」
って 先生。「あわない」って レナ。
「そっかぁ 僕は おぼえてるんだけどなー
前にも 来てくれたよネ(^^)」って 先生。
「こない。こわい。しらない。」って レナ。
看護師さんは 大笑いして
「まえにも きてるよー さおとめ先生だよ
わすれちゃった？」
わすれちゃったヨ。来てないよ。
こわいってば。帰りたいし！！！
でも「？ さおとめって 乙女座のこと？」て
なんだか 気になって
「せんせい？ 乙女座？」って きいてるウチに
いつのまにか 先生のまん前に。
「うん？ おとめざ？ 僕は しし座だけど
それで 心を ひらいて くれるなら
乙女座に なろう(^^) 」やっと 診察開始。
「こわい。」って
看護師さんの 手を 握りしめてたレナで、
「こわいんだぁ。ぼく 悲しくなっちゃうナ。」と
言った 先生で。先生が 悲しいのが 悲しくて
泣いたレナ。熱 ３８度の日。
[2003.5.19]
もくじ
やった！
がんばったけど
熱さがらなくて とうとう 病院。
救命センター。
頭 いたいし、診察券 忘れちゃったし
しらない先生だし 熱 何度か きかれたけど
わからなくて
体温計 わたされたけど どうして いいか
わからなく なっちゃって
だって。。。。。
はじめての 先生と はなすのなんて
ふつうでも ムリなのに
こんなに 頭が ごわわんと してるのに
いろいろ きかれても できないヨ・・・・・・。
先生は ゆっくり まってて くれたけど
あんまり とまってるから
「うん。ちょっと まっててネ？ うん。」って。
そうして
看護婦さん 呼んで きてくれた。
「だいじょうぶだよ。ゆっくりネ？
息は ゆっくり。だいじょうぶだから。」って
「このごろ 来なくて えらかったね。
がんばってたんだ。ネ？」って。
服を てつだって くれて。
だから なんか ちょっと 元気でて
がんばって 車いす 運転した。
前は そのまま 入院だったけど
この日は ちゃんと 帰れた。
うれしかった！
[2003 05/06 ]
もくじ
ちきゅう色
うみ
ひろい
あおい
ちきゅう色
[2002 08/13 11:54]
もくじ
なかよし
なかよく ないと
こころの 距離
遠くなる。
かなしい。
[2002 09/17 19:44]
もくじ
どうして？
まいにち
たおれてる このごろで ジンセイ考える。
だから 事務所の人に 聞いてみた。
「どうやったら おしごと 毎日これるの？」
「？？？ どうやってって ぶらぶらしてたら
白い目で 見られるだろー？
まず 町内会からして こまるじゃないか。」
「？？？？ 」の レナ。
大爆笑の 事務所。
「こまるだろ？
変に おもわれるだろ？？？？」
「どうして？
それに 変に おもわれても いいもん。」
「おぉ？ そっか。
それじゃあ ライバルとか いるだろ？」
「？？？ ライバル？？ いない。」
「？ いない？ 友達は？ いるだろ？
あいつに まけたくないっ って思ったりするだろう？」
「？？？？ なにを？
おもわないヨ。 まけても いいもん。」
「おぉ？ あきらめたのか？」
「？？？ なにを？
だって さいしょっから 競争してないもん。。。。」
ライバル。
レナの しらない ことば。
[2002 08/28 18:54 ]
もくじ
なんとなく
なんとなく きらいは
にてるだけも
しれない(^-^)
[2002 10/04 18:39]
もくじ
作品
作品 それは 命
絵 それは いのち。
絵 それは その人。
その人だけが もっている
その人の その時が うつってる。
その人の心が うつってる。
熱くて 苦しくて やわらかくて。
作品 それは 命。
[2002 10/05 20:44]
もくじ
プライド
あのね？
「プライド」って なんのこと？
[2002 10/13 22:01]
もくじ
きりん
レナは 注射が きらい。
だれが なんて いったって
注射が きらい。
だから 注射の部屋にはいったあとも
ぜんぜん じっとなんて してなくて
しょうがなく
もうひとり おさえる係りの 人がきて
大泣きしてるウチに 針がささる。
「じっと しててよーー。」って ころには
息 できなくなって たおれる。
そんな いつも みたいに
「あのね？ あのね？いたい？ いたい？」
って 言ってたら
「！ そうだ！ まっててネ？」って
看護婦さんが いなくなった。
「あ。 キリンさん！」
レナは ほわほわが スキ。
きりんが スキ。
看護婦さんが オモチャの部屋から
ぬいぐるみ もってきてくれた。
だきしめて キスをしてたら
看護婦さんが「じっとしててよ〜」
あ、そうだった 注射だった。
「いやダ、イヤだ、い」まで 言ったら
「あ、それじゃぁ きりんさん
もらっちゃうヨ？」
「いやダ！ いやだ！ いやだ！」
「じゃぁ じっとして。できるね？」
「きりんさん とらない？」
「じっとしてたら とらないヨ。
できるよね？ ねー レナ？」
「いたい？ いたい？」って
いってるウチに 針 ささった。
ぎゅーっと キリンだっこした。
だって キライなんだもの、注射。
だけど スキなんだもの、キリン。
しかたないから じっと した。
はじめて 泣かなかった日。
きりんの日。
ずっと だっこして そのまま ねちゃった。
ありがとう、かんごふさん。
[2002 10/15 20:48 ]
もくじ
ぞうきん
ずっと 昔 心に きめたの。
「ぞうきん」に なりたいなぁって。
ひつような時に サッと行って
あとは すみっこで 忘れられてる
ぞうきん。
だけど すぐに いつでも
思い出してもらえる ぞうきん。
そんなこと おもって
まいにち すごして
そうして うれしいこと あって
メールを したら
「舞踏会にあこがれてるシンデレラみたいで
いいね。」って。
よし もうすこしだ。
「ぞうきん」まで もう少し。
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「これは 先生の虹だから」
いつも あそんで くれる先生。
たいていのコトは おどろかないで
たいていのことは おこらないで
話せないときでも まっててくれる先生。
だけど 今日のレナは なんだか
それどころじゃ なくて
先生の はなしも ことばも
ぜんぜん 耳に はいらない。
「？ あれ？ きいてる？？」
さすが、先生。きいてないんだヨ、
ごめんなさい。
だってネ、それどころじゃないの。
あそこの あれは なに？？？
あそこの きれいな あれは なに？
「？？？ どこ？ なに？ どれ？？」
「そこの きれいな それは なに？」
「おお？ どれのコトだぁ？ コレ？」
「ちがうヨ、あそこの きれいな あの紙は
なに？ あの きれいな それは なに？」
「どれだ？どれだ？？？ ！ これか！」
「そう！！！ それ！！ それは なに？」
「これ？これは こうやると くっつくんだよ。
すごいでしょ(^-^) で こうやると
はなれるの。どうだ！ きれいだネ(^^)
それは 水色 むらさき きいろ ピンクの
ポストイット。虹色 の ポストイットだった。
「わぁ。きれい。わぁ きれい、せんせい、
これ きれい。この紙 きれいだよ、せんせい。」
そしたら「あげるよ」って 先生が。
「あげるから ボクの はなし きいて？」って
先生が。
？ ダメだヨ。それは 先生の 虹だから
ここに なくちゃダメ。
だから「？ ここに おいておく。」ってレナ。
「？？ あげるんだヨ？ あげたんだよ？」って 先生。
「？？？ だって ここに おいて おかないと
それは 先生の 虹だから。」って レナ。
「？ そうなの？ここに おいて おくの？
じゃぁ また とりに きてね(^-^)」
「うん。また とりにくるから(^0^)」
そんな こんなで この日は おしまい。
何しに いったか わすれちゃった日。
もくじ
パソコン
25 April 2003
「家に帰る時は つくえの上は かたづけましょう。
パソコンは だしておいても いいです。
それ以外の ものは かたづけましょう。」
メールが とんできて レナはこまった。
そのうち となりの人が いう。
「どうしたの？ ツカレタ？」
「・・・・・・。」なんにも いえなくて レナ。
ほんとうは メール そのメール、
下の方まで ちゃんと 読んだら
ひきだしに いれても いいのだけど
整理整頓すれば だしてあっても いいのだけど
さいしょで とまっちゃったレナ。
そのうち 向こうから
「お？ どうした？ あ、つくえだろ！
レナ？ つくえだろ？ それは 毎日じゃ
ないんだよ？ それで こまった？？」
やっと ちょっと 首 うごく レナ。
そして 週末。帰りの ベル。
「お〜い、おぉ〜ぃ、レナ〜、どーしたー？
レナ？かたづけよう。きれいに するんだよ。」
わかってるケド だって これは どうするの？
それで コレは？ って
どうして いいか わからなくて 停止中。
「レナ？ レナ？ じゃぁ いっしょに やろう。
今 手にもってるのは どこに おくの？」
手には辞書。
「だって これは いつもは
つくえの上だから・・・・・。」
「そう、じゃぁ それは ひきだし。
ひきだしに いれる。わかった？」
わかったケド 辞書の外箱が
みつからない。みつけられない。頭まんぱい。
「箱は ここにあるよ、いれてごらん。
よし！ できた！ 次は どれ？」
「・・・・・だって これ（電源コード）は
どうするの？？？？」
「お？ それ？ それは そのままだよ。」
「だって これは パソじゃないから・・・。」
「ん？ パソじゃない？ じゃぁ ボクが
パソに してあげる。はい！ 今からパソです！！
いい？ これで いい？」
「うん。わかった。それは このまま。」
「じゃあ 次は どれ？ かたづける？」
「だって これ（ペーパーウェイト）は
パソじゃないから。。。。どうしよう。」
「おお それかぁ それは、パソじゃないケド
そのままで いいよ。」
「だって これは パソじゃないから。。。
だって これは パソじゃないから
パソじゃないから・・・・。」
「うん、そうだけど それは つくえの
上で いいんだよ。」
「だって・・・・・・・。」
「そっか。じゃぁ ボクが「置いても
いいこと」に してあげる。今 しました！
いい？ これで いい？置ける？」
「うん。これは 机の上。」
「よし！ 次は ど〜れだ！」
「これ（穴開けパンチ）は どうするの？」
「？ それ？ それは パソの横だよ。」
「だって これは パソじゃないから
机の上に だしちゃダメだから・・・・・。」
「うん、パソじゃないけど
それは パソの横に おこう。ね？」
「だって、だって、だって、これは。。。」
「よ〜し！ じゃぁ それも ボクが
パソに してあげる。今 しました！
今から それは パソです！ いい？
これで いい？ 置ける？ パソだから
パソの横。できる？」
なんだぁ パソだったのか！
だから パソの横なんだ！！
穴開けパンチ 無事 収納。
「ヨシ！ できたね！あと どれだ？
いってごらん？ あと どれ かたづける？」
のこってたのは 辞書もう一冊。
それを
はりきって 机の上に おいたレナに
「！ ダメ！ そこじゃ ないヨ！
つくえの 上は ダメでしょ？」
「？？？ どこ？」
もう わすれちゃった レナでした。。。。
「ん？ さっき どこに おいたかな？」
「？？あ！ わかった！箱に いれる！！！！！」
で はりきって 箱に いれたので
にこにこ して 箱に いれたので
「よし！ はいったゾ！それは
ひきだしの中に いれよう！！
できる？ はいるかな？」
「はいるよ！ はいるよ！」って
ひきだし 開けて
「あ。辞書 ここに はいってた・・・・。」
こんな日も ある フシギの国のレナ。
もくじ
「掃除機がコワイんだよ。」
25 April 2003
レナが いちばん 苦手なのは 音。
ザワザワ。
だから「花火大会」は こわくて
「おまつり」は こわくて
「テレビ」は あっちに いってて ほしくて
デパート にがて。。。。。
それなのに それなのに きょうは
おそうじの日。
もうすぐ「ザワザワ」になる。
それに きづいた さっきから
消しゴム にぎりしめたまま
考え中。「どこに にげよう。」
だけど 本を ひろげて いるから
いっしょうけんめい 読んでる風。
でも ほんとうは 考え中、
「もうすぐ ざわざわに なる。。。」
その おそうじが はじまったのにも
気がつかないで
ひとり 静かに レナの世界に 突入。
だけど 本を ひろげて いるから
そぉ〜っと ほうきが とおりすぎたみたい。
窓も あけないで いてくれた みたい。
声も かけないで いてくれた みたい。
だけど とうとう 掃除機の係りの人が
「ごめんよぉ ちょっと ごめんねー」
レナ、返事なし。
レナは 今、海の底。
窓の係りの人が 「窓あけても いいかな？」の時も
レナ、返事なし。
ふか〜い 海の底 おさんぽ中。
「お？ レナ？ 窓あけるよ？
風が はいるよ？ 開けても いいかな？」
レナ 返事なし。
「レナが たおれてます！！！！！」
緊急連絡網で つたわった みたい。
その頃 レナは ただ さがしてただけ。
静かな 場所に いたかっただけ。
「レナ？ どうした？」
「きもち わるい？」
「あたま いたい？？」
「つかれたの？」
レナ 応答なし。
「彼女の 家は どこでしょうか？」
「これじゃぁ ひとりで 帰せないですね。」
「病院に つれて行った方が いいですかね？」
「それなら 救急車の方が。」
「意識がなぁ。ちょっと危ないなぁ、これは。」
「え？ たおれたの？ レナが？？」
「レナ！ れな！！！！ れな〜〜ぁあ
きこえる かぁああああいっ」
きこえてるってば・・・・・。
せっかく 静かに してたかったのに
どうして こんなに人 いるんだろ。
「レナぁあああ わかる？ お〜い！！！」
ああああ あー
これ いじょう ザワザワに なったら
もう あたま から あふれちゃうヨ。
声だしたら 頭から あふれちゃうよ。
みんな あっちに いっててよ。。。
だから レナ、返事なし。
だから どんどん おおさわぎ。
夜の９じ まで「対策本部」が会議中。
もくじ
My dear times だいすきな あの頃
みどり の しばふ
端っこが 見えないくらいに広いから
サンドイッチを広げたテーブルクロスを
体にまいて、ころがって、
アシュレイは おしりに しいて
「すべりだい」にして 遊んでた。
くらくなったけど、あそんでた。
図書館の となりの 緑の 芝生。
そしたら、"Dinner is ready, girls!!"
[晩ごはんだよ〜] って おとうさん が
呼びに来た(^^)
どうして 「おかあさん」じゃ なかったかと
いうと、それは その頃、おかあさんは
「テーブルクロス」を いっしょうけんめい
探してたのでした、ゴメンなさい・・・(^^;)
もくじ
あれれ？
海に行こうヨ！って ケーブルカーにのった。
だって、海までは 一本道。
だいじょうぶ、まよわない。
地図も持ったし、お金も もった！準備 O.K。
友だちは、かっこよくポールにつかまって、
「気持ちいいよ〜、見て、みて〜。」
私は イスにすわって、風にふかれて街を見てた。
そしたら、赤と青と黄色のキレイな所 発見！！！
もちろん、途中下車(^^)
にんじん、きゅうり、白菜、カボチャ。
ずらーっと きれいに ならんでる。
のどが かわいた頃に、ジュース屋さんの前に出た。
やったぁ、買う？？？ 買うよネ？買おう。
"How much?"って きいたけど、返事なし。
あれ？「ココはどこ？」って言っても通じない。
あれれ？？？？どーしよーーーーーーーっ！！！
中華街で すっかり 迷子の私たち(^^;)
だから おかあさん、電話のかけ方と 電話番号
おしえて くれたんだね？ さすがダ(^^)
そして 海にむかって
ケーブルカーは 走った(^0^
もくじ
夕焼けとトマト
学校の時間に、先生が
「夕日は高い所から見ると、とてもきれいです。」
と言ったから、「てっぺん」さがしてる うちに
高級レストランの「ラウンジ」にはいっちゃった(^^)
ジーンズとＴシャツで、入っちゃった・・・。
「どうしたの？」って 店のお兄さんが きくから
「夕日見に来ました・・・・・。」って言ったら
"O.K!(^^) Come on(^^)"[いいよ。おいで]って
すわらせて くれた！！
あったか サラダの「トマト」 が
まんまる で 赤くて うまれて はじめて
食べた。おいしかった！！！
だけど、気がついたら、夕焼け おわってた（＾＾）
もくじ
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「ちーちゃん」のれんらくちょう